国語ゼミ/佐藤優

 

 

 「知の怪人」佐藤優さんが教える“読解力の鍛え方”なんですが、佐藤さんのことだからハンパ無いんだろうなぁと思いながら読み始めたのですが、いきなり初級編から想像を遥かに超えるハードさで…

 あとがきに佐藤さんは、最近“エリート”官僚達の行状に呆れるあまり、教育に注力されているということなのですが、この本も東京の名門私立武蔵高校中学で行った需要の内容をベースにされているということです。

 で、いくら名門だからと言って中学校の授業でしょ、と思いきや、初級編で短文に書かれているこおtの趣旨を数十文字でまとめるという課題が、まず深い!

 ちょこっと記述を書きぬくだけじゃダメで、全体を見通してエッセンスとなるコトバを抽出するのにそんなに深い考察が必要なのか!?と心底驚かされました。

 その他複数の文書から自分の求めている課題に関するエッセンスを抽出するなど、佐藤さんがよく触れられているインテリジェンスにのつながる書籍を題材に語られます。

 正直こんなブログを垂れ流しているのが恥ずかしくなる程、自分の読解力の浅薄さに打ちのめされる本でした…