アメリカの戦略国際問題研究所の上級顧問をされている方がこれからの日本の在り方を語られます。
“4.0”というのは、ルトワックさんご自身がこれまでの日本の在り方を評価されていて、それぞれ
1.0 → 江戸時代
2.0 → 明治時代
3.0 → 戦後
とされています。
ただ、冷戦構造がなくなってからも続けていた“3.0”の社会構造が北朝鮮・金正恩の暴走以降対応できなくなってきているということで、次第にアメリカの支援から自立していく“4.0”の社会を形成することを推奨されています。
そういう日本自体の在り方の提唱も結構斬新なのですが、アメリカが未だに世界中で遂行している戦争の在り方が相当変容していることに驚かされます。
トランプ大統領と対立して辞任したマティス国務長官は歴戦の勇者と言われていますが、ワタクシたちがイメージするような敵との直接的な戦闘の経験はないということで、如何に犠牲者を出さずに戦争を遂行するかということが最優先になるので、そのために膨大の事前調査が必要になるということだそうです。
なんかちょっとマンガチックというか、戦争のバカバカしさがより明確なカタチで現れてきているのかもしれません。