通訳ガイドというおしごと/島崎秀定

 

 

 実はワタクシ今年2月に通訳案内士試験に3回目の受験で合格致しまして、晴れて全国通訳案内士としてお仕事をすることができることになりました。

 ということもありましてキャリア10年超の通訳ガイドの方が書かれた通訳ガイドの業務の概要を紹介された本を手に取ってみました。

 実は通訳ガイドというのは、国家試験自体はかなり高い難易度であるにもかかわらず、専業で食べていける人はわずか2%程度に過ぎないというコスパの悪さなんだそうですが、インバウンドが急激に増えている中、やり方次第ではそれなりに仕事はあるはずだということをおっしゃられています。

 この本では具体的なキャリアの始め方からトレーニングの方法、仕事を増やしていく手法など、ご自身が専業ガイドとして活動されてきた経験を踏まえて、実践的な取組みを紹介されています。

 個人的には約10年先のリタイア後をターゲットに本格的に通訳ガイドとしての仕事をしていきたいと思っているのですが、それに向けてこの本で紹介されているようなことを試行錯誤してみて、退職する頃には専業ガイドとしての仕事を始められるようにするためのヒントが満載なので助かります。

 まず今年は東京オリンピックもあることですし、ボランティアガイドからガンバってみたいと思います。