NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』でダウンタウンの松本さんが取り上げられた際のインタビューなどがまとめられた本です。
実はワタクシ、昔からあまり松本さんの”笑い”が理解できないんですが、ウチの次女なんかは『ガキの使いやあらへんで!』を見て爆笑しているのを見ると、歳のせいかなとも思うのですが、この本を読んでいるとそればかりではない気がしてきます。
特にダウンタウンの”笑い”を担っているとも言われる松本さんは後輩芸人からすると神格化されているとも言えるほど崇拝の対象となっていて、言ってみれば玄人ウケのタイプなのかな、とも思えます。(ウチの次女が玄人とも思えないですが…)
ただちょっと印象的でヒントになるかなとおもったのが、ダウンタウンが新人の頃大御所の後に出演して、コイツら知らんかったけど何かメッチャおもろいやん!?というシチュエーションにゾクゾクするとおっしゃられているところで、押しも押されぬ大御所となってしまった今となってはそういうシチュエーションは望むべくもないワケですが、それに近い状況を体験しようとして、かなり実験的なことに取組んで、多くの人にはあまり理解されずにスベッてしまうということがあるのかな、とも思いました。
まあ、”お笑い”って、そういう風に”理解”しようとするモノではないかも知れないんですけどね…