フォトリーディング

これからのテレワーク/片桐あい

これからのテレワーク──新しい時代の働き方の教科書 作者:片桐 あい 自由国民社 Amazon こちらは2020年6月に出版された本で、コロナ禍においてテレワークの励行が進む中で如何にテレワークを進めていくかについて紹介された本です。 著者の片桐さんは20年前…

終着駅/宮脇俊三

終着駅 (河出文庫) 作者:宮脇俊三 河出書房新社 Amazon 黄補填的にこのブログでは実用書がメインなんで、趣味の色合いの濃い本は避けてはいるのですが、最近、結構音楽モノだったり、「鉄」だったり、マラソンだったりとあんまり「実用」的なモノも多くなっ…

中学数学は7日間でやり直せる。/小倉悠司、倉田けい

マンガでカンタン!中学数学は7日間でやり直せる。 作者:倉田けい,小倉悠司 Gakken Amazon 「数学なんて何の役に立つんや!?」と現役の中高生当時、あまり数学が「得意&好き」ではないワタクシは何度嘆いたかわかりませんが、オトナになってからもっと身を入…

子どもが増えた!/湯浅誠、泉房穂

子どもが増えた! 明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり) (光文社新書) 作者:湯浅誠,泉房穂,藻谷浩介,村木厚子,藤山浩,清原慶子,北川正恭,さかなクン 光文社 Amazon 内閣参与の貧困・困窮者支援チーム事務局長を務められた湯浅誠さんが、明石市長在…

長期腐敗体制/白井聡

長期腐敗体制 (角川新書) 作者:白井 聡 KADOKAWA Amazon 『主権者のいない国』など安倍政権への辛辣な批判を繰り広げることで知られる白井さんが安倍政権を総括したカルチャー講座での講演内容をまとめた本です。 この本の中で白井さんは安倍政権が確立した…

ネットは社会を分断しない/田中辰雄、浜屋敏

ネットは社会を分断しない (角川新書) 作者:田中 辰雄,浜屋 敏 KADOKAWA Amazon 近年、ネット上は罵詈雑言や誹謗中傷が満ち溢れて、中にはそれが原因で命を絶つ人も続出していて、「ネトウヨ」やら「パヨク」やら政治的な対立を煽る輩が跋扈して、ネットこそ…

スタグフレーション/加谷珪一

スタグフレーション 生活を直撃する経済危機 (祥伝社新書 666) 作者:加谷 珪一 祥伝社 Amazon 最近、結構頻繁にメディアでもお見掛けするようになった加谷さんが、昨今懸念されるスタグフレーションについて紹介された本です。 スタグフレーションって、中学…

定年後も働きたい/松本すみ子

定年後も働きたい。人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方 作者:松本すみ子 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon シニアの方に関する事業を手掛けるNPOの理事長の方が、定年後の働き方について指南された本です。 老後のおカネの心配のこともあるでし…

未来の稼ぎ方/坂口孝則

未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038 (幻冬舎新書) 作者:坂口 孝則 幻冬舎 Amazon メディアでも時折お見掛けする調達・購買コンサルタントの坂口さんが、近未来の「稼ぎ方」を予測された本です。 この本は2018年に出版されて、2019年以降2038年までに予測さ…

韓国人、韓国人を叱る/赤石晋一郎

韓国人、韓国を叱る: 日韓歴史問題の新証言者たち (小学館新書) 作者:晋一郎, 赤石 小学館 Amazon 慰安婦問題や徴用工問題など日韓の歴史問題を多く手掛けられているジャーナリストの方が、「最悪の日韓関係」と言われた文在寅政権においても、「冷静」な観…

弱くても稼げます/小山淳、入山章栄、松田修一、阿久津聡

弱くても稼げます~シン・サッカークラブ経営論~ (光文社新書) 作者:小山 淳,入山 章栄,松田 修一,阿久津 聡 光文社 Amazon J2の藤枝MYFCの立ち上げに関わり、現在、2021年の天皇杯でJ1のサンフレッチェ広島を5-1で破るという衝撃的なジャイアン…

理想の職場マネジメント/高津臣吾

理想の職場マネージメント~一軍監督の仕事 (光文社新書 1258) 作者:髙津 臣吾 光文社 Amazon 2021、2022年とセ・リーグ連覇を果たしたヤクルトスワローズを率いる高津監督がチームマネジメントについて語られた本です。 2023年は主力の不振やケガなどもあり…

AIは人類を駆逐するのか?/太田裕朗

AIは人類を駆逐するのか?自律世界の到来 作者:太田裕朗 幻冬舎* Amazon ドローン関連スタートアップの株式会社ACSLの設立に関わられた科学者であり経営者、投資家でもある方がAIの「自律」の可能性について語られた本です。 これまでも科学の進化とともに…

「山上徹也」とは何者だったのか/鈴木エイト

「山上徹也」とは何者だったのか (講談社+α新書) 作者:鈴木 エイト 講談社 Amazon 旧統一教会についての報道で一躍注目を浴びたジャーナリストの鈴木エイトさんが安倍元首相を襲撃した山上徹也被告の凶行に至った動機について迫った本です。 エイトさんは山…

サクッとわかるビジネス教養 お金の基本/杉山敏啓

サクッとわかる ビジネス教養 お金の基本 新星出版社 Amazon 以前『サクッとわかるビジネス教養 アドラー心理学』を紹介しましたが、『サクッとわかるビジネス教養』ということでシリーズ化しているらしく、この本を手に取ってみました。 『お金の基本』とい…

黎明日本左翼史/池上彰、佐藤優

黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867ー1945 (講談社現代新書) 作者:池上 彰,佐藤 優 講談社 Amazon 『真説』『激動』『漂流』と戦後の日本左翼史を語ってきたお二方ですが、『漂流』でほぼ現代までやってきたので完結したのかと思いきや、戦前に戻…

近現代史からの警告/保阪正康

近現代史からの警告 (講談社現代新書) 作者:保阪 正康 講談社 Amazon 『昭和史』の半藤一利さんと並んで、昭和史の語り部として知られる保阪さんが、明治維新から太平洋戦争に至るまでの歴史の中から現代に通じる教訓について語られた本です。 この本では、…

カラー版 名画を見る眼I/高階秀爾

カラー版 名画を見る眼Ⅰ 油彩画誕生からマネまで (岩波新書 新赤版 1976) 作者:高階 秀爾 岩波書店 Amazon 絵画の鑑賞って、パッと見てなんとなくいいなぁ、と思うことはできても、その絵が描かれていた背景や、そこに描かれているモノの意味みたいなモノが…

学校で教えてくれない音楽/大友良英

学校で教えてくれない音楽 (岩波新書) 作者:大友 良英 岩波書店 Amazon 2013年に放送され社会現象にまでなったNHKの朝ドラ『あまちゃん』の音楽を担当したことで一躍名を馳せた大友良英さんが、2013年に開催されたあいちトリエンナーレで担当されたワークシ…

イギリス型<豊かさ>の真実/林信吾

イギリス型〈豊かさ〉の真実 (講談社現代新書) 作者:林信吾 講談社 Amazon 以前紹介した対談本『ニッポン不公正社会』が印象深く、その後斎藤貴男さんの本を何冊か紹介しましたが、林信吾さんの著書にも興味深いモノが数多くあるので、紹介していきたいと思…

エレガントな毒の吐き方/中野信子

エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 作者:中野 信子 日経BP Amazon 脳科学者の中野センセイが、京都の伝統的なコミュニケーションの在り方から、人間関係を壊さずにそこはかとなくホンネを滲ませる手法について…

読み書きの日本史/八鍬友広

読み書きの日本史 (岩波新書 新赤版 1978) 作者:八鍬 友広 岩波書店 Amazon 教育史を専門の研究分野とされている方が、日本における「読み書き」の教育の歴史を紹介した本です。 冒頭で日本の識字率について、「楽譜が読めてピアノが弾ける」人の割合を引き…

敵対的買収とアクティビスト/太田洋

敵対的買収とアクティビスト (岩波新書) 作者:太田 洋 岩波書店 Amazon M&Aなど企業関連の案件を専門とする弁護士の方が敵対的買収と、それを手掛けるアクティビストについて紹介された本です。 日本だとM&Aについてネガティブなイメージが抱かれがちで、ア…

上手にほめる技術/齋藤孝

上手にほめる技術 (角川新書) 作者:齋藤 孝 KADOKAWA Amazon これまでも『上機嫌の作法』『不機嫌は罪である』などの著書で上機嫌でいることの効用を啓蒙されてきた齋藤先生ですが、この本は周囲を巻き込んで上機嫌であるための「手段」とも言える「ほめる」…

安倍晋三の正体/適菜収

安倍晋三の正体 (祥伝社新書) 作者:適菜収 祥伝社 Amazon 『安倍晋三の正体』ということで、なかなかに不穏な予感がするタイトルですが、内容はその予感を大幅に上回る、読み手によっては罵詈雑言とすら受け取られるような、相当なアンチ安倍を自認するワタ…

旅行業界グラグラ日誌/梅村達

旅行業界グラグラ日誌 (朝日新書) 作者:梅村達 朝日新聞出版 Amazon 以前、『メガバンク銀行員ぐだぐだ日記』という銀行業界の裏側の苦労話を描いた本を紹介しましたが、この本はそのシリーズ物で、旅行業界の裏側を描いた『派遣添乗員ヘトヘト日記』のため…

ジャン=ジャック・ルソー/桑瀬章二郎

今を生きる思想 ジャン=ジャック・ルソー 「いま、ここ」を問いなおす (講談社現代新書) 作者:桑瀬 章二郎,ジャン=ジャック・ルソー 講談社 Amazon 講談社現代新書の「今を生きる思想」シリーズですが、今回は『社会契約論』で知られ、現代民主主義の思想的…

日本観光ガイド/酒井順子

日本観光ガイド 作者:酒井 順子 Kobunsha/Tsai Fong Books Amazon 『負け犬の遠吠え』で知られる酒井順子さんが書かれたインバウンド客に向けた日本の観光ガイドです。(日本語ですが…) 酒井さんと言えば『負け犬の遠吠え』を始めとするジェンダー論はモチ…

図解で分かる14歳から知る日本人の宗教と文化/山折哲雄監修

図解でわかる 14歳から知る日本人の宗教と文化 作者:インフォビジュアル研究所,大角 修 太田出版 Amazon 先日紹介した『図解で分かる14歳から学ぶこれからの観光』のシリーズにこんな本があると知って、手に取ってみました。 多くの日本人が自分は無宗教だと…

特捜検察の正体/弘中惇一郎

特捜検察の正体 (講談社現代新書) 作者:弘中惇一郎 講談社 Amazon 「無罪請負人」との異名を持ち、カルロス・ゴーン氏や「郵政不正事件」の村木厚子氏の弁護をされた弘中惇一郎氏が不俱戴天の仇とも言える特捜検察について語られた本です。 村木さんがご自身…