- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前読んだ「考具 ―考えるための道具、持っていますか?」がすごく印象に残ってて、
この本を図書館で見つけて飛びつきました!
この本もすばらしかったです!!
内容としては、組織における企画の練り上げ方ということになるのです
が、かなり目からウロコです。
多くの企画会議が内容のないものになってしまうのは、本来区別してお
くべき、「アイデアを出す」プロセスと「アイデアを選考する」プロセス
をごちゃ混ぜにしているからなんだそうです。
「アイデアを出す」プロセスで、徹底的にアイデアを出し合うことに
(その中では、「くだらない」アイデアの大切さも説かれていますが…)
集中することで、次のプロセスが生きてくるようです。
それにしても、評判のよい本を書いた人の2作目って、多かれ少なかれ、
前作の内容を踏襲して結構な割合で内容が被ってたりするものですが、こ
の本については、「アイデア」の出し方という大きなテーマは共通して
いるものの、まったく違う視点から光を当てて、しかもすばらしい読み物
にしていることに感嘆させられます!
企画で煮詰まっている人にとっては、必読の書ですよ!!