
- 作者: 駒井伸俊
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これまでもいくつかノート術に関する本を紹介していますし、いつくかの方法は
実際試してみたりしているのですが、なかなかしっくりくるノート術に出会えてい
ない状況です。
この本を読みながら、なぜ定着していかないのかということを考えていたのです
が、手軽さと思考の再現性のバランスがどちらに傾くかによるんだと思えました。
手軽に書けると、後になって何のことだったか分からなくなりがちで、逆に後に
なってわかるように書こうと思うと、とっつきにくくなってしまいがちです。
この本で紹介しているフィッシュボーン法ですが、「特性要因図」とも言われて
いて、因果関係を表すことを目的として作られた手法なんで、論理的な整合性が
追いかけやすい手法になっています。
ただ、とっかりのところである程度、論理の軸を意識して作らないといけない
かな、というところはあります。
でも、パソコンとかを使いながらやるとやり直しも利くので、思考の整理には
つかえるかな、という感じです。
この本でも紹介されていますが、資格試験の知識体系の整理にはうってつけだと
思いますので、資格試験で全体像の把握に苦労されている方は、一度試してみては
いかがでしょうか。