
- 作者: 市川繁之,鈴木克憲,織田淳太郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 新書
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「脳を鍛える」とありますが、あんまりその辺はどうつながっているのか、
明確では無いのですが、スポーツにおける効率的な体の使い方を提唱している
本と言えます。
なぜ、そういうことが強調されるのかというと、野球とかでセオリーとして
こういう体の使い方をするとされている動きについて、実は非効率で、故障に
つながっているのだ、ということを指摘されています。
ただ、そういうことを指摘することが、そういうセオリーに従って指導を
している大多数のコーチの権威を損なうことになり、実は正しい体の動かし方
を提唱する人が言われのない非難を受けることにつながっているのだ、という
ことを指摘されています。
こういうところが、日本のスポーツにおける成長を妨げているのだとすれば、
つまらない権威主義者が跋扈しないよう、是非ともこの本のような内容が、
広まっていけばいいな、と思いました。