
- 作者: 端河光二
- 出版社/メーカー: グラフ社
- 発売日: 2007/10/24
- メディア: 単行本
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直感をどう研ぎ澄ませていくか、についての本です。
まだ現役時代の松岡修造氏が決断力を磨くために、レストランでの注文をメニュー
を見て5秒以内に注文するものを決める、というトレーニングをしていたということ
を聞いたことがあって、この本のタイトルが気になりました。
この本によると、直感には自分の心の奥底の声を表す「シグナル」と何らかの形で
そのメッセージがねじ曲げられた「ノイズ」の2種類があると言われています。
「ノイズ」は、心の奥底の声が、今までの経験とか思い込みによって形が変わった
形で表れてしまったもののようです。
「メッセージ」だったら、本能の従った形になるので後悔が少ないのですが、そうで
なければ、後悔につながって、その後、より思い込みが強くなって悪循環になる恐れが
あります。
そこで、直感から「シグナル」を取り出せるよう、感覚を研ぎ澄ますトレーニングを
紹介されています。
一読しただけでは、そのエッセンスが取り出しにくいのですが、しっかりと内容を
把握して、心の奥底との会話がリアルにできるといいなあ、と思いましたね。