
- 作者: 富増章成
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/01/27
- メディア: 文庫
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日本代表の長谷部選手や本田選手がニーチェに関する本を読んでいる
ということを知って、この本を手にとって見ました。
正直、ほとんどニーチェの業績については知らなかったのですが、何
とも過激な思想家だったのですね。
ニーチェは、身体と一緒で精神も鍛えることができると考え、何か
辛いことが起こったら、それこそ精神を鍛える好機、ということで耐え
忍び、徹底的に自分で反省をし、次の何かに資するようにする、という
ことです。
ただ、こういうあまりにも自分に厳しい姿勢が、晩年のニーチェ自身
の精神的な破綻につながったのかもしれません。
私自身、割と周辺の事象が整わなかったことを嘆く傾向にあるので、
非常に関心しながらも、自分の思想に取り入れるには、思想の完全な
入れ替えが必要だな、と思うくらいドラスティックに違うので、謹んで
完全撤退させてもらいます…