人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」〈インディ〉から「相互依存」〈インタディ〉へ
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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勝間さんの出世作のひとつに、『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)』
と言う本がありましたが、この本は、ある意味、それをマスター
した人を次のステージへと導く、というものです。
な、もんで、正直私自身、勝間さんが想定しているターゲットの埒外では
あるんですが、勝間さんのその後が気になったので、手にとってみました。
いわゆるカツマー女子って、勝間さんの緒作を読んで、「インディ」な
女性になろうとして頑張っているんだけど、その過程において、大きく勝間
さん自身に依存しているのではないか、と勝間さん自身が思っているよう
です。
確かに、そういうプロセスで努力をして自立するということ自体悪いこと
ではなくて、それはそれで必要なのですが、そのプロセスのまま成長して
しまうと、そのあとの展開がない、と警告されています。
で、敢えて、今まで言っていたことと微妙に矛盾と受け取られかねないと
言うリスクを犯してまでも、この本を出版したんだと思います。
ま、一言でこの本をいえば、自分でものを考えて、他人に貢献できるよう
な人になろう!ということだと、私は受け取ったのですが、真に貢献できる
ようになるには、「オリジナル」なものを持っている必要があり、それは
人に教わって獲得できるものではない、ということです。
この本、勝間さん自身のステージも上がったなあ、と言う印象を持ちました。