生協の白石さん／白石昌則

生協の白石さん

　2005年に刊行されて当時話題をさらった本ですが、先日読んだ
『たたかうお店のバイブル13冊―売場の“思想”が客を集める』に紹介
されているのを見て思い出したように手にとってみました。

　『たたかうお店のバイブル１３冊』にも書いてあったのですが、
この本って、単に微笑ましいエピソードとしてだけではなくて、
カスタマーズ・リレーションの一例として、という視点で読むと
なかなか興味深いですよね。

　結構無茶振りというか、全然生協の取り扱い製品と関係の無い
人生相談や、ふざけているとしか思えない「ひとことカード」へ
の対応は、まさに顧客への対応のひとつの在り方なんだと思わ
されます。

　この本を読んだ方も多いと思いますが、是非そういう視点で
もう一度読み返してみてください。