「持ってる人」が持っている共通点/小笹芳央

 何気に、小笹さんの本もよく読んでますねえ…
 でも、この本は、小笹さんだったから、と言うよりは、タイトルに
惹かれて手に取ったのですが、よく見ると著者が小笹さんでラッキー
って感じでした。

 「持ってる」って、アスリートを中心に、最近よく聞くフレーズで
すが、じゃあ、どういうのが「持ってる」人なのか、と問い詰められ
ると、ちょっと困りませんか?

 そこを分析したのがこの本です。

 内的要因を言うと、他人・過去・感情に捉われない人が多いそうで、
言ってみれば、自立した人ってことになるんですかね…

 対外的なスタンスで言うと、「関係性の網の目」を大事にしている
人が多いということです。

 この本を書いたきっかけが、斎藤祐樹投手が大学生活の末期に発した
言葉に端を発しているそうで、ちょっとコジつけ感もなくはないので
すが、勝間さんを始めとする自己啓発本の人気作家が言っていることと
大差ないんで、そういうところにつながるのかな、と感じました。