7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる/深谷圭助

7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる

7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる

 以前、何かのテレビで、子供が興味のある言葉について辞書を
引かせる学習法が紹介されてて、これいいなあ、と思いながら
忘却のかなたにあったのですが、ヨメがそういう本を図書館から
借りていたのを見て、読んでみました。

 やり方としては、子供に何か気になることがあったら、その言葉
の意味を辞書で引くように促して、引いた言葉のところに付箋を
張っておくということです。

 それが、だんだんと、わからない言葉があったら自主的に辞書を
引くようになり、調べた言葉の意味が、やらされて辞書を引くより
も格段に定着するようになり、さらには自主的に学習に取り組む
姿勢が身につく、ということです。

 今の学習指導要領では、辞書を使うのは4年生からということに
なっているのですが、著者はもっと早くてもいい、と言われています。
 
 というのも、できるだけ低学年のうちに自主的に学習に取り組む
姿勢をつけておいたほうがいいというのと、決して辞書を引くという
こと自体の難易度が、高学年にならなくてもいい、ということです。

 その後、図鑑や地図帳などに広げていくように促していけば、より
好奇心の幅が拡大していくようです。

 早速、ウチのヨメは、国語辞典を発注してました。(笑)