- 作者: 樋口健夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1998/06/23
- メディア: 単行本
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様々な物事を継続していくための方法論としての「マラソンシステム」を紹介した本です。
この本の著者は、商社に勤務されているサラリーマンで、海外生活も豊かな方なのですが、
非常に独創的なアイデア創出の方法論を編み出し、それを生活の様々な場面に展開させて
言っています。
大元としては、毎日1つアイデアを出して、それをノートに書き留めていって、シリアル
No.を振って成果を管理していくということをされています。
しかも、ノートを常時携行して、思いついたらその場で書き留めておくということで
思いつたアイデアを逃さないとともに、アイデアを創出しようと言うプレッシャー、モチベ
ーションにしようとする意図もあるようです。
そのアイデア創出を30年続けていくという偉業を成し遂げられているのですが、その
こと自体は、本人は大したこととは思っておられないようで、逆にこのシステム自体の工夫
に乗っかれば、誰にでも出来ると思われているようです。
印象的だったのが、このシステムをいろいろな形で家庭にも持ち込んでおられて、その
ようすを面白おかしく語っておられ、微笑ましい家庭を作られているのが印象的でした。