捨てる英語勉強法<リスニング編>ネイティブ英語は海外ドラマで学ぶ
- 作者: 井上大輔
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 2010/03/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
入試やTOEICとかと言った資格などに関わる英語を、一旦脇に置いておいて、
実用的な英語を身につけよう、ということを提唱されている本です。
入試や資格の英語というのは、それはそれで、カッチリした文法の習得や
フォーマルな英語を身につけるということで意義はあるんだけれども、それ
だけでは、いざネイティブだらけのところに行ってしまうと、全く何を言っ
ているやらワカラン!!!と言う状態を私自身も経験しております。
そんな中で、実践的な英語を身につけるために、海外ドラマを英語の字幕
を出して、見ることでネイティブが日常的に使う英語を身につけよう、と言う
ことを提唱されています。
でも、だからと言って、シャカリキになってスラングなんかを覚えようと
するんではなくて、連続ドラマを続けてみているうちに、よく使う表現なんか
を自然に覚えるようにしようということです。
まあ、当然といえば当然なのですが、学習効率は落ちるけれども、ナチュ
ラルに英語を習得するには、そういう方が効果的なんではないか、と言う
ことです。
また、時々、資格の英語に戻ることで相乗効果を発揮できるんではないか
ということも示唆されています。
なかなか、バランスが取れていていい本だなあ、と思いました。