革命前夜/風間八宏、木崎伸也

革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする

革命前夜 すべての人をサッカーの天才にする

 サッカーライターの木崎さんが、現フロンターレ監督の風間さんのサッカー観に魅せられ、
筑波大学の監督時代から密着して得た、誰も見たことのないようなサッカーについて書かれて
います。

 ワタクシ自身は、風間さんの現役時代を知らないので、何とも言いようがないのですが、
木崎さんによると、革命的なプレーヤーだったようで、そのサッカー観も、凡人を自称す
る木崎さんはまったく理解の及ぶ範囲ではない、といいます。

 そんな風間さんが、筑波大学の監督をしていたときに、そのサッカー観を具現化し始めた
ことに興奮を覚えた木崎さんが、くまなく追い続けた結果がこの本です。

 具体的に、どういうところがスゴイ、と書かれているのですが、正直、プレー経験のない
ワタクシには、頭の中で考えて、理屈でわかる範囲が限られてしまうので、まだ、あまり
その凄さが伝わってきていません。

 ただ、ここに書かれているようなサッカーが展開されたら、さぞ興奮するだろうなあ、
ということと、風間さんによれば、日本人だからこそやり遂げられるのだ、ということに
強い興味を惹かれます。

 何せ、攻撃的なサッカーで、今、世界一のサッカーをしている、バルサを叩きのめすこと
が、最終的な目的だと言うのですから…