
自然体?自分のサッカーを貫けば、道は開ける (小学館101新書 22)
- 作者: 遠藤保仁
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/03
- メディア: 新書
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昨日、『なぜボランチはムダなパスを出すのか? ?1本のパスからサッカーの"3手先"が見えてくる? (サッカー小僧新書)』
を読んでいて、この本をまだ紹介していなかったことを思い出したので、再読して
見ました。
昨日の本で、散々「意志のこもったパス」っぽいことが書かれていたのですが、
彼の「パス」と比較して、「キャラ」に押し付けがましいところは皆無です。(笑)
とは言っても、「自然体」でいながらも、「自分らしさ」を押し通す術を持って
いて、それを周囲に認めさせているところが、一流のアスリートたるところだなあ、
と妙な関心をしてしまいました。
でも、シドニー五輪のメンバーから外されたり、ドイツW杯にはメンバーに選ば
れながらも1分も出場できなかったりとか、北京五輪の際は、ウィルス性の病気で
メンバーを辞退せざるを得なかったりとか、もっと前には、所属していたチーム
自体がなくなってしまったりとか、そういう苦難を乗り越えるしなやかな強さが
あったからこそ、南アフリカW杯での開花があったんだと思うと、デンマーク戦
でフリーキックを決めた時、個人的には涙が出そうになりました…(スミマセン、
ちょっと本の内容から脱線してます…なぜなら、この本は南アフリカW杯予選の
時点で書かれた本なので…)
J2でもめげずに、「自然体」を押し通して、ブラジルW杯で、より高みを
目指して欲しいものです。