
- 作者: 辰巳渚
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: 単行本
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奥様方が旦那様方に望む、「父」としてのあり方を紹介した本です。
もちろん、ワタクシにとっても耳の痛いこと満載です。
例えば、服を脱ぎっぱなしにするなとか、食べっぱなしにするなとか…
そういうのって、奥さんと二人の時と、子供が出来てからの奥さんの変化に、ダンナさん
の方が対応していないからだとおっしゃいます。
子供が生まれるまで、奥さんもダンナさんに構ってあげてたのが、子供ができるとそれ
どころではなくなるんだけど、ダンナさんの意識が変化しない…奥さんの方は、オトナなん
だし、私は子供で大変なんだから自分のことは自分でちゃんとやってよ!と思うでしょうし、
お子ちゃまなダンナさんは、奥さんが構ってくれなくて面白くない…みたいな…
あと、子供と対峙するのに、ちゃんと奥さんと役割分担をしておいた方がいい、というと
ころが印象的でした。
どうしても奥さんの方は、子供をちゃんとシツケようと思って、細かくお小言を言ってしまう
傾向があるようですが、お父さんは、例えば息抜き的な役割を担うとか、ポイントポイントで
どうしてもちゃんとしないところを注意するとか…
耳が痛いからといって避けるのではなく、子育て中のお父さん方には、一読しておいて損は
ない本です。