- 作者: 福島正伸
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2009/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前、紹介した『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』のエッセンスを語るって感じで
しょうか…
そちらでも紹介されているとおり、どんな仕事でも世界とのつながりというか、意義
をリアルに感じることができれば、やりがいにつながるし、楽しくもなるということで
すし、逆に、どんなに外から見ていると楽しそうでやりがいがあるようにみえる仕事で
も、どのように世間に貢献しているかということが感じられなければ、本人にとっては
つまらなくなってしまう、ということです。
じゃあ、どのように自分のやっている仕事と世間とのつながりを見出すか、というこ
とがこの本の主題と言えるのでしょうか…
福島さんがおっしゃっていることで、一つ面白いな、と思ったのが、戦後の効率を
追い求める中で、仕事の意義も「生活するため」ということで括ってしまって、多くの
人が、そうだ、と納得してしまったことが、多くの人が、仕事がつまらない、と感じて
しまうようになった、ということです。
それを、ちゃんと感じられるようにするためには、世間で言われている尺度で判断
するのではなく、本気で取り組んで、自分なりの価値観を見出すことだと言います。
「自分らしさ」ということについて、印象的なことをおっしゃっているのが、言わ
れたままに流されてやるんじゃなくて、本気で取り組めばどうやったって「自分らしく」
なってしまうんだ、ということです。
今のワタクシには結構耳が痛いのですが、しっかりと目の前の仕事に取り組んで
いかないとね!