
- 作者: 上田渉
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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高校の頃、偏差値30台で問題児だったにも関わらず、耳勉強法を取り入れてから
東大に入り、現在はFeBeという日本最大のオーディオブック販売のポータルサイトを
運営する会社の経営をされているか方の本です。
英語学習においてては、聴覚を活用する学習というのは、リスニングがあるので、
よく言われるのですが、英語学習に限らず、脳生理学的に、聴覚を利用した学習法は
効率が高いようです。
勉強をする上での構成要素として、?情報源から、?情報を脳に入力し、?脳に
記憶し、?勉強の結果をアウトプットするとおっしゃっていますが、インプットの
要素として、視覚と聴覚があるのですが、普通視覚に頼った学習をすることが多い
のですが、聴覚も利用することによって、インプットの質を上げることができるよう
です。
また、視覚に頼った勉強だと、「ながら学習」はやりにくい部分があるのですが、
聴覚による学習を取りれることで、「ながら学習」ができる幅が広がるということ
で、その点でも、学習効率の向上が期待できる、と紹介されています。
聴覚を取り入れた学習の効用だけでなく、具体的に、どういうツールを使って、
どういう教材を活用してということも詳しく説明されているので、インプットに
壁を感じている人は、一度手にとってみてください。