迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書)
- 作者: 島地勝彦
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/06/13
- メディア: 新書
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『週刊プレーボーイ』の編集長を長く勤められ、開高健や
柴田錬三郎といった名だたる作家とも親交の深い方の著書
です。
タイトルが凄く気になって手に取ってみたのですが、中身
はそれ以上に過激です。
ようやく長い不況から抜け出す兆しがかすかに見え始めた
昨今ですが、未だに、お金を遣う事に臆病になっている人が
多いのではないかと思うのですが、そういう風に「節約」
することの弊害と、逆に「浪費」をすることの美点について
語られています。
「節約」することによって、カンタンに言ってしまえば、
人間が小さくなる、ということです。
逆に、「浪費」をすることによって、人間の幅が広がる、
と島地さんはおっしゃいます。
特に、美しいものに囲まれることによって、精神が豊か
になり、周りの人のランクが上がっていくといいます。
ワタクシも、モノ好きなもんで、この本のような消費生
活にあこがれますが、それをする財力も、根性もないもん
で、一種の「オトギ話」ですなあ…