英語が2日でスラスラ話せる 1秒英会話/大橋健太

英語が2日でスラスラ話せる 1秒英会話

英語が2日でスラスラ話せる 1秒英会話

 ワタクシの同僚が40代も半ばにして、英語の学習に取り組んでいて、
いろいろと英語学習法の本を読み漁っているようで、ブログネタにって
いうことで、英語学習法に関する本を貸してくれます。(あ、ブログネタ
っていっても、どっちかというとこっちの方なんですが…)

 「1秒英会話」?…いろいろと短期間で英語を習得できるって言う本
を見たけど、とうとう1秒と来たか…

 とは言っても、もちろん英語を1秒で習得できるわけではなく、著者の
大橋さんは、大体の大人は中学・高校と6年は英語を学習していて、それ
なりの知識があるはずで、話せないのは、何かが「詰まって」いるからで、
その「詰まり」をとってあげれば、堰を切ったように話せるようになる、
ということなのです。

 その「詰まり」をとる手段として、
1.STV(主語・時制・動詞)を意識する
2.接続詞をうまく活用する
3.質問を活用する
4.トピックをあらかじめ準備しておく
ことが役に立つ、と言います。

 しゃべらないで、いろんな知識ばっかり蓄積してしまったもんだから、
しゃべろうとするとそれが頭をめぐって、口が重くなる…だったら、最低限
の文法だけ意識して、とにかくしゃべろうということで、STVを意識しよう
ということです。

 あとは、割と日本人が英語でしゃべるとき、一文で答えてしまって、
相手からすると取り付く島のない状態に思えることが多いのですが、それ
を避けるために、2.〜4.があるんだと思います。

 とにかく、1.を意識してある程度の山を越えるまではそれなりに大変で
しょうけど、それを超えたら、2.〜4.の実践で、あっという間にスムーズ
にしゃべれるようになるんじゃないかな、と思います。

 なかなか実用的なので、だまされたと思って一読してみてください。