- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2012/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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午堂さんの投資関連の本ですが、個別の投資戦略もさることながら、
午堂さんが考える、サラリーマンのための手間のかからない投資戦略
を紹介されています。
それが、FX→CX(現物先物取引)→不動産取引ということだそ
うで、資金の充実度合いによって、徐々にFXから初めて、資産が
増えていくに従って、CXを追加し、最終的に不動産投資を手がける
ことで、本業があるサラリーマンがあまり手間を取られずに、「自動
集金」ができるということのようです。
いずれも、世間的にはリスクが高いと思われる投資商品なのですが
適切にリスクをコントロールする手段があるということで、この本の
中でも、各投資商品のリスクコントロールの要諦を紹介されています。
不動産については、以前紹介した『ほったらかし不動産投資で月50万円稼ぐ!』
と被るので割愛しますが、ワタクシがちょっとカジッたことのあるFX
については、自動的な取引ができるようになる、IFD(イフダン)注文
の活用はともかく、レバレッジを高くするとか、ナンピン買いの活用な
ど、一般的な投資のセオリーからすると、「えっ!?」と思うことが多い
のですが、よく読んでみると、なるほどなあ…と思いました。
あと、CXについては、昔から「大豆で首をつった」見たいな話を
よく聞くので、全然知ろうともしなかったのですが、意外ととっつき
やすい要素なんだということを紹介されています。
大豆とかはともかく、金に関してはちょっと考えてみてもいいかも…
いずれにせよ、そういうリスクコントロールを前提にして、こうい
う、ある程度積極的なリスクテイクが必要なんでしょうね。