自分の企画を本にしよう!/畑田洋行

自分の企画を本にしよう!―出版社に採用される「企画書&サンプル原稿」はこうつくる

自分の企画を本にしよう!―出版社に採用される「企画書&サンプル原稿」はこうつくる

 「出版塾」を主宰されていて、塾生の75%を出版に導いておられる方の
著書です。

 「そう簡単に本なんて…」と思われると思うのですが、この方によると、
経験を通して身につけたものは、それだけで「希少性」があるスキルで、
そのアピールに仕方によっては、極端な話、誰でも出版に値するような
「ネタ」を持っている、ということです。

 まあ、フツーに営業のスキルとかって言ってしまうと、全然ありふれた
ものになってしまうのですが、自分の経験をいろんな切り口を組合わせる
ことで、「ニッチ」なスキルに見せることが可能だとおっしゃいます。

 その上で、自分の「ニッチなスキル」を、端的にアピールすることが
できれば、出版に近づいていくということです。

 ついつい我々はそういう場合に、自分の経験をグダグダと語ってしまっ
て、単なる自慢話にしてしまう傾向があるようですが、切り口の組合わせ
で見出した「ニッチなスキル」にフォーカスした内容を企画書として落し
込めば、可能性は広がるようです。

 この本では、企画書の添削や、企画書に落とし込むときに独自性を出す
ための切り口の見出し方なども紹介されていて、これなら…という気に
させれますよ!(笑)