仕事はストーリーで動かそう／川上徹也

仕事はストーリーで動かそう

　コピーライターをされていた方の、ショートストーリーで
自分の訴求点をアピールしようとする試みを紹介した本です。

　人は、どちらかというと論理よりも感情で動くことが多い、
ということで、理路整然と自社商品のメリットを語られる
よりも、その商品にまつわるエピソードをストーリーで語ら
れた方が、遥かに顧客のココロに届くことが多いようです。

　この本では、そういう試みの成功事例も含めて、どうやれ
ば、ストーリーを語って、相手にメッセージを届けるかにつ
いての基本的な方法について紹介されています。

　基本的には、自分の商品ではなくて、相手先を「主人公」
にして、困難を乗り越えて、「欠落」した部分を埋めて、
成功へと導く、といったストーリーを描くことが王道のよう
です。

　それを相手のビジョン等に即して語るとより効果がある
ようです。