価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りません

  • *[フォトリーディング]価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りません/川上徹也

価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ

価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ

 昨日に引き続き、長いタイトルの本です。(笑)

 先日、『仕事はストーリーで動かそう』を紹介した川上さんの
著書ですが、まあ言ってみれば、「実践編」と言うべき本なんで
しょうか…(といいながら、この本の中にも、理論編や実例編が
あるので、この本だけでも十分完結してるんですけどね…)

 なぜ、価格、品質、広告で勝負していたら埒があかないのか、
というと、どれも「お金」がかかるからで、特に中小企業など、
経営資源の限られている会社にとっては、如何に経費をかけずに
売上を上げるか、というのは死活問題にもなりかねません。

 そこで利用したいのが、「ストーリー」の力をつかった「スト
ーリーブランディング」です。

 この「ストーリー」と言うのが、まずは自分のビジネスにおけ
る「志」というものを明確にし、如何に「自分がやりたいこと」
を「社会的意義」につなげるか、ということを真剣に検討する
必要があるようです。

 その上で、それが世間に受け入れられてもらえるものなのか、
という検証をした上で、武器も少ない中、困難に立ち向かい、
最終的に、ターゲットとなるお客さんも巻き込んで一緒に喜ん
でいられるような、そういうストーリーを訴求することで、
お客様の共感を勝ち得て、それが成果につながる、ということ
のようです。