夫は犬だと思えばいい。/高濱正伸

夫は犬だと思えばいい。

夫は犬だと思えばいい。

 強烈なタイトルですよね…( ̄▽ ̄;)

 先日、『子どもを伸ばす父親、ダメにする父親 (角川oneテーマ21)』で
痛いところを突かれついでに、手にとって見ました。

 同じような流れの本なのですが、「メシが食える子供」を育てるために、
どういう夫婦関係を目指すか、という話なんですけれども、もちろん、お
母さん的には、お父さんがバリバリのイクメンになってくれればいいんで
すけれども、多くのお父さんがそうなれるわけではなく、逆にそんなこと
にこだわると、理想と現実のギャップが激しすぎて、お父さんに対する不
満が蓄積するばかりで、それを子供に愚痴ったりすることが、いちばんよ
くないようです。

 で、「夫は犬だと思えばいい」ということなのですが、決して諦めて見
放す、というわけではなく(まあ、そう受取るお母さん方も多いでしょう
けど…)、違う生き物だと思って接する、ということなんだそうです。

 どういうことかというと、犬を飼っていて、明日連れてってあげるから
今日は散歩はいいよね、って言わないですよね。

 ある程度、犬だから仕方ないか、と思ってこちら側から歩み寄りますよ
ね…同じことを、お父さんにもしてみようということです。

 逆に、お父さんの側も同じように、「あ、こういうものなんだ…」と
思って接することが必要なんですが、お母さんに比べるとお父さんには、
こういうアプローチは効きにくいみたいです。

 ということで、世のお母さん方、皆さんが「飼い主」になってお父さん
を飼い慣らす事が、子供にとってよいことのようですよ…(って、それで
ええんかな…ー_ー’)