ボクらの蹴活

ボクらの蹴活―夢をかなえた19人の少年時代 (GAKKEN SPORTS BOOKS)

ボクらの蹴活―夢をかなえた19人の少年時代 (GAKKEN SPORTS BOOKS)

 南アW杯の1年前に出版された本で、内田、中村憲、玉田といった日本
代表選手や、リベリ、ジェラード、カンナバーロといった各国代表選手と
いった錚々たる面々の少年時代の取り組みについて書かれています。

 そこまで登りつめるためには、もちろん本人の才能というのも必須なん
でしょうけど、ここに取り上げられている人たちに共通しているのは、
ホントにサッカーが好きで、自らどうやれば向上するのかということに
真摯に向き合って研鑽を続けてきているということと、親御さん達の熱心
なサポートがあったということが挙げられると思います。

 例えば、小林大悟選手だと、高いレベルのサッカーを求めて、自宅から
離れた清水商業に進学したのですが、1年生の頃は、グラウンド整備と
かのために朝早く集合しないといけないのが、始発に乗っても間に合わな
いので、朝5時に車で送ってもらっていたということです。

 そういう周りの支えを受け止めて感謝しているからこそ、成功がある
のかも知れません。