3級簿記レベルでわかる英文会計/杉浦理介

3級簿記レベルでわかる英文会計

3級簿記レベルでわかる英文会計

 まあ、チャキチャキのテキストをこのブログで取り上げることに意味が
あるのか、というと難しいところなんですが、この本がというよりも、こ
の本を読んで、ちょっと英文会計について思うところがあったので…とい
うことで取り上げてみました。

 動機としては、ちょっと英語の学習に行き詰まっているというか、マン
ネリというか…ということで、英語で学んでみようということで、中小企
業診断士の受験に挫折して以来錆び付いている会計の知識を思い出そうと
いうことで、1粒で2度おいしい英文会計を学習してみようと思い立った次
第です。

 で、この本を手にとって見たのですが、この本が書かれたのが2002年で、
まだ日本で国際会計基準の適用が始まったばかりの頃ですかね…

 概ね、所謂仕訳の知識で対応できるので、細かなテクニックについては、
タイトル通り、ほとんど簿記3級レベルで対応できるのですが、フォーマッ
トが随分違うので、ちょっと戸惑います。

 簿記だと、仕訳を借方と貸方それぞれに、勘定科目の下にT型を書いて、
それぞれの金額を記入するという形なのですが、

英文会計だと、

Cash 2,000
Account Receivable 2,000

という風に書いて、非常にシンプルです。

 ちょっと、簿記だとこねくり回している感じですが、英文会計のほうが
すっきりわかりやすい感じがします。

 会計がどうしても苦手だという人は、英文会計から入ったら、理解し易い
し、英語も身につくし…ということで、如何でしょう?