
- 作者: 村尾隆介
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2011/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
なかなか意表をつくタイトルですが、営業部がどうのこうのと言うの
ではなく、売りに行かなくても買いに来てもらえる、ことを目指すため
のヒントをいろいろと紹介されています。
よく「質を上げれば、いつかわかってもらえずはずだ」というセリフ
を耳にすることがありますが、偶然食べたラーメン屋がメチャメチャお
いしくて、また食べに行こうと思っているうちにつぶれていたという経
験はありませんか?(まあ、ラーメン屋じゃなくてもいいんですが…)
確かに、品質を上げるということは、儲かる店を作る条件の一つでは
ありますが、どうやら絶対的な条件では無いようで、大多数の企業にと
って「知ってもらう」ことが不足していることが、思ったように売上を
伸ばせないことの原因になっていることが多いようです。
「知ってもらう」といっても、中小企業だったらリソースに限りが
あるので、バンバン広告を打って、というわけには行かないことが多
いと思うのですが、ただ始めから「知ってもらう」ことを放棄している
会社も多いようで、自分たちらしい「知ってもらう」工夫をすることで
「知ってもらう」可能性が広がるようです。
だから他の会社と違ったことをすることで(しかも、ちょっと驚きを
提供できるようなカタチで…)、その可能性はグッと高まるということ
と、その活動を継続すること、意外とこれがどの会社もできていないよ
うなので、それだけで抜きん出るのかもしれませんよ。