- 作者: 松岡修造
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2012/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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修造さんの、日々の生活における様々なシーンへの取組の考え方を
綴った本です。
「熱い!」修造さんですが、なぜああいう風に見えるのかというと、
どんな場面であっても、積極的にその状況を楽しもうとしているから
なんだ、とこの本を読んでいて思わされます。
自分が楽しみにしていることだったら、より楽しめるようにという
ことで、例えば、好きなお鮨を食べに行くときには、事前に30分〜1
時間ジョギングをするとか、実際にカウンターに座って、板前さんの
「芸」を堪能してから、それを反芻しつつ鮨を味わうといった感じで、
存分にその楽しみを味わいつくそうとしています。
また、表面上億劫に思えることであっても、どこか側面に楽しめる
ところを見つけるとか、一見ネガティブであっても、その後の自分の
成長に活かせるところを積極的に学ぶとかといったカタチに転換する
ことによって、心から「楽しもう」としています。
なかなか、そういう風にはなれないよ、と思うかもしれませんが、
多分それは修造さん自身もそうだったんだと思います。
この本でも、いくつかの自己啓発書からの引用や、取材で接した
アスリートの言葉など、修造さんが積極的に学んできたことを心血
化してきたことをうかがわせることが書かれています。
あんまり最近面白いことがないなあ、と思う人は、一度手に取ら
れて見ては如何でしょうか?