- 作者: 高山直
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 新書
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みなさんEQという言葉を聞いたことがありますか?
IQだったら聞いたことがある人が多いと思いますが、IQが知能指数
で、知能のレベルを示すのに対し、EQは、“Emotional Intelligence
Quetient”の略で、「感情能力」とされます。
感情に能力があるのか?という疑問もあるかと思うのですが、自分の
感情をうまくコントロールして、周囲の人々との関係を円滑にする能力と
でも言うのでしょうか…
しかも、EQというのは、訓練によって高めることもできて、自分の
弱点を知り、それを伸ばすことによって、より円滑な人間関係を構築で
きるということです。
そんな中で、必要になるのが、
・自分の感情を知る
・他人の感情を知る
ということが出発点になるようで、何かの事象に対して、直接的に反応
するのではなくて、自分の感情を知り、感情のままにリアクションをし
たら、相手がどういう感情になって、どういうリアクションになるのか、
ということを考えた上で、自分が相手に対してリアクションをどうする
のか、ということを考えるようにする、ということのようです。
割と、ワタクシ自身、直情的なところがあるので、参考になったのが
「6秒ルール」というもので、何かムカつくことを言われたときでも、
一旦、6秒経過するまで黙って、自分の感情や相手の意図を慮ることで、
直情的なリアクションを回避しやすくなる、ということです。
ワタクシのように、短気な人に役に立つ考え方なのかも知れません。