- 作者: 清宮克幸,小宮山悟
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: 単行本
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この本の著者(というよりも、対談をされている訳ですが…)
のお二人って、ワセダで同級生だったんですね…知らなかった…
小宮山氏曰く、2浪でワセダに入った無名の自分に対して、
高校日本代表キャプテンを務め、鳴り物入りでワセダに入り、
ワセダにおいてもキャプテンを務めた「エリート」の清宮氏
なんだそうですが、お二人とも先例やしがらみにとらわれず、
本質的にどうやるのが最も目的に対して効果的なのか、という
ことを見据え、周りにどう思われようとも、その信念を貫くと
いった姿勢は似た者同士なのかもしれません。
タイトルにあるように「監督」のことも語られているのです
が、そればっかりに終始するわけではなく、それぞれの競技に
ついてチームマネジメント的なところの疑問をぶつけ合うと
いった感じなのですが、監督のマネジメントについて、選手が
こうやってくれない、的なボヤキをする監督がどの競技でも
いると思いますが、このお二人によると、そうされることが
できない監督自身の無能を露わにすることだと、一刀両断され
ています。
どこか奇特なチームが小宮山氏を監督として迎えるのを見て
みたい気にさせる本でした。