- 作者: 杉山茂樹
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2011/08/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2011年8月の出版なんで、コンフェデはおろかアジアカップすら戦って
いない時期の著書なんですが、杉山サンには珍しく、随分ザックを持ち
上げています。
これまでヨーロッパ出身の監督が少なく、しかも最先端の戦術を駆使
した人っていうとオシム氏以外いなかったということもあるので、随分
とヨーロッパの匂いのするサッカーになったといいます。
顕著な部分としては、これまでサイドの使い方について、ほぼサイド
バック一人で担当させられていたのを、サイドハーフ(もしくはウイン
グ)が明確に、サイドを担当することによって、サイドバックの負荷の
軽減及び、サイドバックとサイドハーフの連携による、攻撃の厚みが
出てきたことなどを指摘されています。
確かに、岡田監督やジーコ監督のときは、俊輔がサイドハーフといい
ながら、ほとんど中央に寄ってましたしね…
ということなんですが、今回のW杯の体たらくを見て、どう思って
いるんでしょうね…