最後の黄金世代 遠藤保仁 79年組それぞれの15年 (ダ・ヴィンチブックス)
- 作者: 松永多佳倫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/05/16
- メディア: 単行本
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遠藤選手を中心に、サッカー界屈指の黄金世代と言われる、79年生まれ
の選手達についての本です。
正直、この本を見た時に、比較的79年組では地味な存在だった遠藤選手
が、結局同世代では最後まで日本代表であり続けたのは何故か?みたいな
考察を期待していたのですが、内容としては、遠藤選手の選手としての
キャリヤとそれに絡む黄金世代の選手たちの紹介っていう感じで、肩透し
感が否めないというのが正直な感想です。
とは言うものの、よくぞこの世代にこれだけの才能が集まったもんだ、
と思うと同時に、この世代がキラメキを放ったのが、結局99年のワールド
ユースだけだったというのが痛恨の極みです。
せめて小野伸二だけでもいいから、その才能を十全に発揮する機会が
与えられていれば、と思うと残念で、残念で…