君にはそんなことをしている時間は残されていない/千田琢哉

君にはもうそんなことをしている時間は残されていない

君にはもうそんなことをしている時間は残されていない

 昨日に引き続き千田さんの本です。

 他の著書でも再三おっしゃられていますが、この本でも冒頭に、
「1分遅刻は、相手の命を軽く見た証拠。」ということで、厳罰に
処されるべきだ、とおっしゃっています。

 1秒、1分、1時間、1日、1月、1年といった単位で、ついつい我
々が先延ばしにしたり、やり過ごしてしまったりしてしまうこと
について、抜きん出るにはこうしないと、ということを示して
くれています。

 得てして我々は時間の価値と言うものを軽く見てしまいがちで、
その延長線で、対応する相手の時間も蔑ろにしてしまうんですが、
それは相手の命を削っているに等しい行為なんだということで
もっともっと時間を有効に使うことに意識を向けるべきだという
ことです。

 それは、やたらと効率をどうのこうのというわけではなくて、
我々が惰性で続けていることが、ホントにそれが自分のために
なることなの?ということを常に問いかけて、そうじゃないこと
を、自分が楽しめることに置き換えて行った方がいいんじゃない
の?ということなんだと思います。