- 作者: 宮口公寿
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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年間200冊以上の本を読んでいて、既にこのブログでも1000冊以上の本を紹介
している中で、最後まで読むのが不快な本だったり、意見に同意できない本だ
たり、理解できない本もありましたが、この本ほど、書いてあることが理解で
きて、書かれた意図も明確で、それなりの妥当性があることに同意できている
にも関わらず、自分の中で現実感が感じられない、という珍しい本です。
この本の意図としては、如何に本に書かれていることを、自分の記憶の中に
定着させるかという、メモリー・リーディングと言う手法を紹介されているん
ですが、その方法論というのが、ワタクシの中ではブッ飛んだというか、効果
の程が想像できないものだったりします。
イメージと言葉を連携させると記憶に定着させやすくなる、というのは理解
できるんですが、なぜそれが何の脈略も無い道筋の写真と結びつけることにな
るのか???
この本の著者は、セミナーなんかも積極的に開催されていて、その中で多く
の成功体験をお持ちと言うことなので、方法論的なものに異を唱える気は無い
のですが、ちょっとこの本を読んだだけでは、何ともいいようがありません。
多分、セミナーとかで、講師の方と一緒にやると理解できて効果が出るの
かも知れません…