
- 作者: 水野俊哉
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 単行本
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ビジネス書の書評で知られる方の、ビジネス書の作家といわれる方々39人+α
について、作風と代表作に関する寸評を集めた本です。
数千冊のビジネス書を読破し、ご自身はビジネス書作家のつもりなんだけど、
ビジネス書の書評が本業っぽくなってしまっていると言うことで、ワタクシ自身
も何冊か、書評本を参考にさせていただいています。
まあ、こういう本自体をとりあげるのも何なんですが、書評っていうのはそも
そも、それを見る人に読む気を起こさせるのがその役割なんじゃないかと思うの
ですが、そういう観点で言うとこの本はちょっと微妙です。
というのも、各ビジネス書作家の代表作について、100点満点で点数をつけて
いるのですが、点数をつけると言うこと自体に、???と思う部分もあるのです
が、百歩譲ってそれは脇に置いておいたとして、この方、あんまり著者に対する
敬意が感じられないというか、小バカにしたところがあるというか、ビミョーな
上から目線が鼻につくところがあります。
特に、新進の作家の方に対するアタリがキツイ気がするのは、この本の作者の
羨望の為せる技なんでしょうか…って書いている時点で、ワタクシも同類ですね。