- 作者: 幸田昌則
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/01
- メディア: 新書
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不動産経営のアドバイザーとして活躍されている方の著書です。
「鉄則」とありますが、あんまり教訓めいたものを読み取れなかったの
ですが…
不動産を買う個人、売る不動産関連の業者、融資する金融機関、それぞ
れの立場での「失敗」が紹介されています。
どうもみんな不動産というものを自分に都合よく誤解して、それが故に
失敗していることが多いようで、ちゃんと不動産の特性を見極めた上で、
投資なり融資なり販売なりに取組まなければならない、ということのよう
です。
一番大きな特徴と言うのは、不動産はその字の通り、「動かせない」の
ですが、やたらと、他の流動性の高い「商品」であるかのように扱って
しまって、破滅を招いているというケースが散見されるようです。
昨日の株の投資の話でもそうですが、プレーンに対象を見ると言うのが
重要なんでしょうね…それが、一番難しいんですが…