
- 作者: 辻貴之
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: 新書
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最近、本のアタリが悪いです。
正直、この本は今までこのブログで紹介してきた中で、イチバンのハズレ
かもしれません。
最近、あまり日本人が本を読まなくなって、それでも読んでもらうように
しようということで、タイトルから細かい構成に至るまで、ホントに細かい
心遣いを感じる本が多くなっています。(まあ、それが読者の「白痴化」を
助長しているという声もあるにはありますが…でも、読んでもらわないこと
にはねえ…)
でも、いまだにテキトーにキャッチーなタイトルをつけて内実、自分が
言いたいことを書き散らしているだけという独りよがりな本も時折見かけら
れます。(割と、年嵩のイッた作者に多いようですが…)
この本も、結局は、朝日新聞と田中派がキライなジジイがそれを、その
当時、キャッチーだった民主党批判にタイトルと最低限の内容だけ結び
つけてるだけやん!という、しかも、出版社は扶桑社…朝日新聞を攻撃す
るためだけに出したん?と思いたくなる、ホントに読む価値のない本でした。