自分のことを話すのが苦手でいつも損している。 入社3年目までに身につけておきたい「アピール力」
- 作者: 川上徹也
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2013/07/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
今回の本も、底辺に考え方は流れているのですが、“ストーリー・
ブランディング”は前面には出てきません。
自己アピールに関する本なのですが、“自己アピールって何かガツ
ガツしてて品が無い”とか、“ちゃんとやることをやっていれば、
見る人は見ている”とかって言って、自己アピールって、少なくとも
日本では、どっちかというといい印象をもたれないことが多い、と
指摘されています。
で、多くの日本人は、この“自己アピール”が苦手だと思うのです
が、川上さんはこの本の中で、“アピールはサービス”だとおっしゃ
っておられます。
どういうことかというと、こちらからアピールするということは、
「私は、こういうことであなたのお手伝いをすることができます!」
という意思表示になる、と言うことです。
そういうこと風に考えれば、日本人的にもOKですよね!
というマインドセットの転換に始まって、じゃあ、アピールに足る
モノであるための信頼の得方から、アピールすべき自分のキャラ設定、
細かいアピールのテクニックまで、自己アピールのためのヒントが詰
まっています。
ただ、個人的には、最初のマインドセットの転換のところが、一番
ササリましたけどね。