- 作者: 川上徹也
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2011/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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川上さんの“ストーリー・ブランディング”を前面に出さない、
自己啓発本です。
昨今、若年層に個性がなくなってきたということが言われます
が、紋切り型の発言にイライラする上司たるオジサンもいらっし
ゃることでしょう。
特に、そういう若い世代に向けて書かれたと思われる本なので
すが、オジサンでもこの本で学んだ方がいい人もいるはずですよ
ね…(笑)
最後の最後に、「自分の言葉で語る」ための基本3カ条として、
1. 自分の体験から得た発見を具体的に語る
2. 視点や次元を意識して変えながら語る
3. 語り方の巧拙よりも伝えたい気持ちと少しの勇気
と紹介されています。
まずは、とにかく自分の「経験」から出た言葉、それこそが
「自分の言葉」だということを認識して、それを普段から意識
していることが重要なようです。
その上で、いろいろ視点を変えてみたり、といったテクニック
も紹介されていますが、「経験」と「気持ち」を前面に出すこと
が「自分の言葉」につながるようです。