勝間さんの自己啓発本なんですが、今回勧められるのは、
何とパズルなんだそうです。
子供の頃の勝間さんは、こういうパズルマニアだったと
いうことで、そのことが、コンサルタントとしての勝間さ
んの思考を支えている側面があったということです。
こういうパズルが論理的な思考を助けていたと言うこと
は考えられることなんですが、それがビジネス的な思考に
も役立つというのは、なかなか興味深い指摘です。
個人的に、それよりも印象的だったのは、なぜコンサル
が、クライアントの企業の個別の業界に詳しくなくても、
有効な助言を提供することができるのか、ということだ
ったりします。
要は、コンサルタントというのは、思考のプロフェッ
ショナルだということで、所与の条件を、様々な思考の
ツールを用いて検証することで、なまじ業界の“常識”
を持つ人よりも、有効な解決策を見いだせる、というこ
となんでですが、こういう思考法をもって取り組むこと
が、その傍証となることが、なんとなく納得できました。