自己啓発書のようなタイトルなんですが、大きな流れとして
は、林先生の脳外科医としての半生の振り返りを元に、“望み
をかなえる”ための脳への働きかけを紹介されています。
脳外科医として、いきなり壮絶な現場に送られて、その場そ
の場で患者さんの生死に関わるような判断を強いられる経験を
してこられて、如何にして成果を上げるかということのために、
脳の本能に基づいた方法論を編み出されています。
特に印象的だったのが、“本番になると緊張する”という
のは、ワタクシを含めて多くの人が経験されていることだと
思うのですが、林先生によると、緊張するということは、集中
が足りない、ということなんだそうです!!
そこで、極限まで集中するために必要となるのが、目的意識
なんだそうで、それがしっかりと定まっていて、そこに修練さ
せて行く行動だということを脳が納得すれば、とてつもない
集中力が発揮されて、緊張なんてしている余裕がなくなるよう
です。
いや、こういう凄まじい裏付けがあっての理論ということで
なおのこと、林先生にハマって行きそうです。