おみくじの原価は1円!/金子哲雄

 

おみくじの原価は1円!―時代を超えて生き残るビジネス (宝島社新書 261)

おみくじの原価は1円!―時代を超えて生き残るビジネス (宝島社新書 261)

 

 

 『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』で、話題を

まいた、今は亡き流通ジャーナリスト・金子哲雄さんの著書

です。

 商売のキホンって「如何に原価をかけずに、高く売るか?」
ということだと思うのですが、その究極を追い求めたのが、
この本のテーマです。

 言ってみれば、捨てられていたガラクタを拾って、それを
どっか別のトコで売れたら丸儲けで、そこが商売の究極だと
いうことのようです。

 ただ、そこまで簡単にガラクタを買ってもらえるわけでは
なくて、そのガラクタを、買い手にとって価値のあるモノだ
と思わせるために、知恵を絞りださないと…ということで、
ある意味、その象徴が“おみくじ”なんでしょうね…

 テーマパークのポップコーンだったり、トーフ屋のおから
だったり、究極、捨てるモノを売ったりとか、そういう、工
夫で利益率を伸ばすためのヒントが満載です!