これまでもこのブログで、何冊か名刺に関する本を紹介して参
りましたが、この本は、今まで紹介してきた「名刺本」からは、
一歩踏み込んだ内容だと感じました。
いわゆる「名刺本」と言うのは、自分があまり口がうまくない、
という自覚のあるビジネスパーソンが、名刺に自分を語らせる、
と言った、割とネガティブな部分がスタートになっていることが
多くて、その点ではこの本も例外ではないのですが、この本では、
一歩進んで、ブランディングやターゲティングと言ったところま
で、進めて考えた上で、コンテンツを考えることで、成約につな
がりやすくする、ということです。
確かに、自分自身を名刺に語ってもらうことで、取引相手との
ラポールを作りやすくするということも、重要な要素であること
に間違いはないのですが、その中に、自分のビジネスのキモを語
り、それにふさわしい相手との会話をすることで、よりビジネス
の結果に直結するというのは、ナットクの行く内容です。