『妻社長』参考図書シリーズがしぶとく続いています。
この本は、金融の仕組みについて、元々の怪しげな出自
に起因する、一種詐欺的な要素を強調して語られています。
金融の重要な機能である「信用創造」は、保有している
「金」の引換証を、一斉に引き換えられることはあるまい、
ということで、保有している以上に発行した「詐欺」が元
になっていて、それが「正当な」金融政策として定着した
と言うから驚きです。
この本では、経済を動かすのは政府でなく、中央銀行だ
ったり市中銀行の貸出規模に依存するんだということで、
我々の家計もそういった「胴元」の出方を見極めた上で、
しっかりと対策を取る必要があるということです。