なでしこジャパンのエースストライカー・大儀見優季のダンナ様として知られるメンタルトレーナー・大儀見浩介さんの著書です。
元々大儀見さん自身も大学までサッカーをされていて、高校時代は全国優勝も経験されているのですが、ご自身のメンタルの弱さを自覚されていて、大学時代に、スポーツにおけるメンタルの重要性を痛感するにあたって、アスリートのメンタル面のサポートをしたいということで、メンタルトレーナーを志されたということです。
ただ、大儀見さんの活動範囲は、アスリートのサポートにとどまらず、ビジネスパーソンのサポートも行っておられて、安定したメンタルを手に入れるためのアプローチは、アスリートとビジネスパーソンの間でそんなに差がある訳ではなくて、「本番を
最高の心理状態で迎えるため」のアプローチをこの本で紹介されています。
そういうとかなり特別なことをするように思えますが、個々の取り組みと言うのは驚くほどフツーで拍子抜けする部分も無きにしも非ずなんですが、正しくプロセスを踏むことを継続することで、理想のメンタル状態を手に入れることができるようです。
意外だったのが、理想的なメンタルを手に入れるためのアプローチの最初は「目標設定」だということで、ゴールを持っていることは、精神的な安定につながるということを改めて認識しました。
