2011年ドイツW杯準々決勝ドイツ戦で、値千金の決勝ゴールを決めたことで知られる、なでしこジャパンのFW丸山選手の著書です。
冒頭で、サッカーをやってて「いいときよりも、悪いときのほうが断然多かった…。」とおっしゃっている通り、2011年W杯での優勝以前の女子サッカー選手を取り巻く厳しい環境だけではなく、東日本大震災の余波で所属していた東電マリーゼの解散や、重要な大会を控えての大ケガなど、かなりツイていない印象を受けますが、そのたびに「逆転力」を発揮して、2011年W杯での大輪の花につながったのかと思うと、感慨深いモノがあります。
丸山さんのブログも定期的にチェックしているのですが、かなり気分的な浮き沈みの振幅の大きさを感じさせるところがあるのですが、そのたびに周囲の人に救われているようで、そういう人徳が「逆転力」の原動力なんでしょうか…